ボーンアルティメイタム

user-pic
0

080802.jpg
ジェイソン・ボーンシリーズの最新作、アルティメイタム(最後通牒という意味らしい)を観ました。
このシリーズ、一作目はイマイチ、二作目はかなり良い、という並びになっているので、三作目は二作目以上の作品になるか、イマイチに逆戻りするか、観る前はとても関心があったのですが・・・

最近観たアクション作品の中では最高のひとつに数えられる傑作でした。

それなりに長い映画なのですが、中だるみが一切無いどころか最初から最後まで凄まじいスピードで物語りが進み、行く先々でジェイソン・ボーンが大暴れするのを観ているだけで胸の空く作品です。あまりこまかい内容など気にせず、ジェイソンの狡猾な頭脳と洗練された動作、そして暴力を堪能するのが正しい鑑賞方法のように思えます。
特に秀逸なのは開幕直後にロンドンのコンコースでエーシェントのチームと新聞記者の争奪戦をするところで、先ほど述べた頭脳、動作、暴力の要素がたっぷりと詰まっています。
ボーン演じるマット・デイモンは3部作で終わりというように語っているそうですが、原作はあと2作品あるそうなので、このクオリティが続くのであれば是非とも続編がみてみたい作品です。

二作目の終わりのシーンが最初に来ているという構成と、細かい説明が一切無いということから、堪能するなら1,2作目を観た後に観るべきでしょう。少なくとも、3作目を堪能するために前の2作を観る価値のあるオススメ映画であると私は評価します。

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2008年8月 3日 02:33に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「冨田ラボ 「Shiplaunching」」です。

次のブログ記事は「スリーハンドレッド」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ