ビューティフル・マインド

user-pic
0

080518.jpg
偶然2週続けてラッセル・クロウ主演の作品となってしまいましたが、ビューティフルマインドを観ました。
この作品は、実在のジョン・ナッシュというノーベル賞を受賞した数学者の半生を描いた作品です。

このナッシュという数学者は若い頃から精神分裂症(最近では総合失調症と呼ぶそうです)を患っていて、現実と妄想の区別がつかず、徐々に日常生活も難しくなってゆきます。描写の説明をすると完全にネタバレになってしまうので控えますが、私はすっかりだまされました。

ノーベル賞を受賞した数学者の物語の割りに偉業への道のりについては物凄く淡白な扱いで、主題は闘病生活なのですが、終盤にはにとってつけたようなアカデミックな描写やノーベル賞授賞式のシーンがありました。それが無いと話に締まりがなくなるので仕方が無いとは思うのですが、妄想シーンの比率を下げてでももうすこし学術的な部分を増やしてもよかったのではないかなぁと思います。

各所に見所はあったものの、正直なところ精神分裂症の妄想シーンなどは観ていてかったるくなるところも何箇所かありました。良いお話だとおもいますし、つまらなかったわけでもないのですが、人に薦められるほど私自信が楽しめなかったので、ちょっと評価も低めです。ただし、役者の演技は素人目からしても見事な出来だと思いました。
この作品もラッセル・クロウのファンでもなければ取り立ててオススメしませんが、観たら観たでそれなりには観るべき点があるかとおもいます。

コメントする

このブログ記事について

このページは、が2008年5月18日 20:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「シンデレラマン」です。

次のブログ記事は「ほっともっと弁当のCMソング」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ