オーシャンズ13

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近所のツタヤに大量入荷されていたので観てみました。11はまぁまぁ、12はダメダメ、13はどうなる興味があったわけですが、12よりマシ、11よりダメ、微ダメな作品でした。

序盤のもたつきが無くサクサクと場面が移り変わるので、理解できるのならばダレた印象を持たずに観られる反面、予備知識の無い状態で観たらわけもわからず中盤に突入してしまうような作風なので、続きのお話では無いものの、前の作品を観ておかないと話についてゆけません。また、前回と前々回の敵であったベネティクトが今回は味方になるところは良かったのですが、前回ライバルキャラとして出てきた男が登場場面の少ないヤムチャと化しているところや、オーシャンズ13なのに、13人のナンバリングが強引で、有名俳優女優ばかり無理やり集めたツケというか歪が出ているように思えます。
ただし、前回のように落とし所がサムいわけではなく、友情ドラマという要素で筋を一本通したおかげで、だいぶ鑑賞しやすくなった点は良いのではないかと思います。やっぱり気骨ある老人が活躍するドラマは良いです。老人力バンザイです。
多くの人が、これ以上シリーズを続けるのは無理だろ・・・と思っているに違いないとは思いますが、この強引なやり口でどこまで続くのか、どこまでクオリティとのバランスを取るのか、そういった視点だとなかなか興味深いものがあります。でも・・・ あえて観るほどではないでしょう。

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このページは、が2008年5月 5日 22:41に書いたブログ記事です。

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