昼ドラ怖っ

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ただいま天草地方のはずれにある企業に納入をしているのですが、そこの事務所はなぜだか一日中TVがつけっぱなしで、オペレーターのおばちゃんはTVの合間に仕事をしているようなとても緩い企業です。しかしながら、システムの規模は決して小さくなく、今週はほぼ通い詰めています。
事務所では10時から17時まで、正午からの1時間を除いた時間ずっとTVで昼ドラが映っていて、はじめは全然気にならなかったのですが、過激かつ不自然、シュールレアリズムとも思える台詞の数々に途中から意識の一部を割くようになり、本日木曜日にしてオペレーターのおばちゃんに登場人物のレクチャーを受け、私もついにTVの合間に仕事する羽目になりました(笑)
以前、某芸能人が「不倫は文化だ!」という発言をして物議を醸したことがありました。その発言によって不倫という行為が正当化されるとは微塵もおもいませんが、一方で、たしかにこりゃ文化かもしれんと思い始めている私がいるのですwwwwww
本当に、昼ドラの中では不倫が文化として根付いていると言っても過言ではないほど、主要な登場人物は大なり小なり如何わしい行為に手を染めています。すくなくとも私が今週観た昼ドラ5本(5本も!?自分で言って驚きました)は全ての作品において不倫に類する行為がおこなわれていました。登場人物も一見普通だけれどもどこか突き抜けた直情的な人ばかりなのでリアリティは皆無ですが、ウィークデイの昼のTV番組はここまで退廃しているのかと思うと(裏の情報番組も内容的にはいい勝負です)日本は大丈夫なのかと柄にも無く憂国な気分になってしまいます。もっとも、それを自覚しつつチラ見(今日に至ってはガン観ですが・・・)している自分の愚かさは棚に上げてしまわないと耐え難い状況ではあるのですが。そもそも、不倫などという要素は昼ドラにとって基本というかベーシックな要素であり、物語上では保険金殺人であったり、一向に進まない離婚話に業を煮やした末に妻を殺害に走ったり、第三者がギャンブルの対象としてエーシェントをけしかけたりと、リアリティがないにしろ薄ら寒い愛憎劇の前にはあって無きが如くです。(それもそれで嫌な話ではありますが)

さて、明日は訪問予定最終日ということで昼ドラ週間も終わりとなります。しっかり観るとドロドロしすぎて気分がわるくなるものの、チラチラみているとなんだか妙なほど興をそそる、主婦の方々が家事を片手に「ながら観」するために作られた昼ドラを視聴するための正しい作法に本日すこしだけ開眼しました。明日はそのお作法にそってただしいながら作業をおこなう予定ですが、最大の問題点はサーバーオペレーターのおばちゃんや事務のおっちゃんとほぼ毎日おバカ話で終わっていることであり、端末の操作説明状況が芳しくない(ほぼ何もしていないというのが正しい評価)状況で職務をまっとうすることができるのか、とうとう明日ばかりはTVを消してもらう必要があるかもしれません。

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このページは、が2008年4月10日 23:00に書いたブログ記事です。

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