ツタヤDiscasと契約してからというもの、週に1本の映画を観るのが国民の三大義務の次くらいに重要な義務になりつつある今日この頃でありますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本日はいまだ観たことの無いタランティーノ監督の出世作?なのでしょうか、氏の自主制作映画をリメイクしたレザボアドッグスを鑑賞しました。
この映画は宝石店に押入った強盗団が襲撃中に警察の待ち伏せにあい、なんとか逃げ出して拠点に辿り着いたものの、あまりに素早い警察の対応に身内に裏切り者の存在を感じ互いに疑心暗鬼に陥っていく様を描いた作品です。
さすがに、20世紀のインディーズ映画ベスト50でトップに君臨するだけあって、明らかに低予算でありながら互いの猜疑心を巧みに描き、時間軸をうまくずらして少ない登場人物の背景をわかりやすく、かつ印象的にしている点など、さすがと唸らされる要素が随所にありました。
映画としては短く100分そこそこなのですが、これくらいの長さだと中ダレの心配も無く、最後まで楽しく観られました。暴力表現アリなので心臓の弱い方はご遠慮ください系だと聞いていた割にはソフトなバイオレンスっぷりなので、誰でも問題なく鑑賞できる・・・・かな? こればっかりはその人の感性なのでなんとも言えませんが、そこまで残酷な表現だとは思いませんでした。
すごく面白い!という映画ではありませんでしたが、低予算での作品の出来に唸らされる映画であり、タランティーノの他の作品が観たくなる、そんな作品です。
キルビルでタランティーノに興味を持ち、
3番目に見たのがこれでした。
右が吠えれば左も吠える!
結末は分かっているものの、たまに見たくなる魅力があるような気がします。
この映画を観てタランティーノの他の作品が観たくなりました。
次の候補はパルプ・フィクションの予定です。
猫蹴さんの紹介されたレザボアドッグスと
パルプ・フィクションを見て、ああ、これが
タランティーノかとはまりました。
パルプ・フィクションはタランティーノ自身やブルース・ウィリスなど出ているキャラも濃いです。
http://d.hatena.ne.jp/feilung/20050504/p1
http://d.hatena.ne.jp/feilung/20050611/p1
好き嫌いが分かれそうな、癖のある作品です。