本日は買い物にでも出かけようと思っていたものの、甲子園の帝京vs佐賀北の試合を見ていたらすっかり出遅れてしまったので、溜まったコミックやら小説やらを消化する日に変更。
一個目は7Seeds
少女漫画?の大御所である田村由実の作品で、いくつかのコミックレビューサイトでそれぞれ高評価されていたのを立て続けに目撃し、いつかは読んでみようとおもっていたわけですが・・・
こりゃおもしろい!
設定は「15少年漂流期」と「サバイバル」と「11人いる」を掛け合わせたような?割とありきたりというか、よくあるパターンといえなくもないのですが、容赦なく登場人物を殺してしまうあたりがとても潔い作品です。それでいて、夏グループだけエリート部隊とイレギュラー部隊の2通りあったり、開幕でほぼ全滅だったり、解凍後早速封建制を強いていたり、ひとつのグループを掘り下げるのではなく、平行していくつものグループのエピソードが進行し、クロスオーバーするのがポイントでしょう。
風呂敷を広げすぎて収まりがつかない可能性が非常に高いとはおもうのですが、ぜひとも見事完結させて欲しいところです。
2作目はMoonlightMile。そこそこ古く、いまだ連載中なのですが、最初の方の劇画タッチがどうも感性にあわず、以前はスルーしていた作品です。
が、読んでみるとスマッシュヒット!これは本当に面白いです。
宇宙開発物のストーリーで、主人公のゴローとロストマンがそれぞれのアプローチで宇宙に挑む作品なのですが、序盤は冒険色がつよかったものの、徐々に軍と政治が台頭してきて、かつてのザイルパートナーであるゴローとロストマンの決裂しつつも各所で協力する流れが最高に熱いのです。
最新刊あたりでは序盤の雰囲気とはだいぶちがってきていますが、これはこれで面白いのでこちらも今後に大きな期待をしています。
で、最後に狼と香辛料の5巻です。
小生意気な狼娘とへたれ商人のロレンスがどつき漫才をしながらベタベタする、端から見ていてこっ恥ずかしい作品ですが、今回はその極みというか、だいぶ駄目な感じです。
もぅ、なんというか、主体性がないというか、ぐだぐだぐだぐだぐだぐだと・・・・うき~!と叫びたくなるほど愚図な商人ロレンスの尻を蹴っ飛ばしたくなる作風はあいかわらずなのですが、でも惰性で読んでしまうという困った作品といえます。
で、今回も大した内容は無し。駄目商人ロレンスが下手をうち、最後はドラえもん狼に泣きつくという王道パターンです。そろそろ、本当にそろそろテコ入れしてくれないと、厳しいものがあります。
今回は3打数2安打。そのうち2本は長打なのでかなり満足できる日曜日でした。本当はもっとアクティブな日曜日にしたいのですが、なかなかうまくゆきません。
5出たんだ。
まあ買いますかね・・・
私は立ち読みで済ませました。
ちょっと気恥ずかしい気もしましたが、30分の我慢です(笑)
それにしてもロレンスの甲斐性の無さといったら・・・
読了。
ストーリー、ホロの主張が高校生臭過ぎると思いました。
ロレンスの言うことも陳腐で、それで賢狼納得しちゃうの?って感じだったし。
やはりニヤニヤして楽しめばそれでOKなラノベなのかもしれないっすね……
あと立ち読みとか羞恥プレイ過ぎて、俺はできませんw
Mッ気たっぷりのワタクシは、これくらいの立ち読みなら全然問題無しですね!
でも、マリ見ては無理・・・
3巻くらいまでは微笑ましく見られましたが、その後ロレンスの主体性の無さと狼娘の微メンヘルっぷりに胃がもたれます。
このままそういう流れになってしまうにはちと惜しい作品なのですが・・・