今週は湾岸戦争に行った海兵隊員の映画、ジャーヘッドを観ました。
なんというか、ノリはフルメタルジャケットでドリルインストラクターもハートマンばりの素敵トークを炸裂させ、ベトナムでも湾岸でも変わったのは装備だけのようです。
しかしながら、戦場はベトナムと湾岸では比較にならず、この映画は砂漠に駐屯した海兵隊員がただただ駐屯するだけの毎日に疲れ、そしてなにもしないまま帰ってゆく中で崩れてゆくものをメインに描いています。最強の兵器はM16を持った海兵隊員だ!というお決まりの文句も、さすがに現代戦ではむなしく響くということを誰よりも彼ら自身が感じているという点に哀愁を感じました。
いろいろ興味深い点はありましたが、あんまりオススメ作品ではないです。
いや、「ノリはフルメタルジャケット」ってだけで超訴求するんですが僕には。探します。
いや、あそこまで強烈じゃないですよ。
でも、海兵隊には変わり無いなぁと思うような箇所が随所に盛り込まれてました。
キャンプのトイレ当番にだけはなりたくないと思える映画です。