神々の山嶺

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久々にマンガでホームラン級のヒット作に遭いました。
「神々の山嶺」は山にとりつかれた男の、山に人生のすべてを捧げた生き様を描いた作品で、人生観について深く考えさせられる作品です。
直接、山男を描写するのではなく、主人公のジャーナリストの視点から物語が進み、そのジャーナリストも山男の生き様に強くインスパイアされてゆくことになります。
特殊な環境に身を置いていなくとも、想いを貫くことや迷いを絶つことの難しさは誰しも感覚的に理解をしていることであるからこそ、それを成し遂げた者に対して畏敬の念を抱くということでしょうか。
なにはともあれ、オススメの一冊です。

コメント(1)

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夢枕獏の原作しか読んだことないですが、あれは名作でした。

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このページは、が2005年8月24日 22:19に書いたブログ記事です。

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