あのサムスピが・・・

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まずはこれをみていただきたい。なんでもサムライスピリッツの新作の新キャラらしいのだが・・・
一目見たとき世も末だと思い、再び見たときはあのサムライスピリッツがこうも情けない姿になってしまうのかと悲嘆するしかなかったものである。
昔のサムライスピリッツといえば、女子供でも容赦なく血飛沫を上げる硬派なゲームであり、キャラクターは男の方が露出度が高く(笑)、女性キャラといえども迎合したサービスが控えめなことに好感を持っていた。怒りゲージMaxでレバー入れ強斬りで体力ゲージ半分もっていくようなシステムも、そのような背景があったからこそ生きていたのだと私は思っている。その後はだいぶ方向転換したものの、天草降臨あたりのシステムは一見は色物といわれつつも芯の通った正統派路線を踏襲した見事なものであった。
その後は3Dなどに走り興味も失せた(月下の剣士という硬派&正統派ど真ん中をゆく代わりがあったという点も否めないが)ものの、やはり新作はまめにチェックしていたものである。
現状で最新作のサムスピ零はいわゆる「灰皿キャラ、灰皿ゲー」(あまりに酷いバランスで対戦相手から灰皿を投げつけられるようなハメが存在する様)が横行した正真正銘の駄目ゲーであり、SPにバージョンがあがって多少は改善されたらしいのだが、すでに衆目をあつめるようなものではなかったことは記憶に新しい。そしてこの事態である。
いまさら初代や天草のようなゲームを出せとは言わない。しかし、サムライスピリッツという名前を使う以上は侍の魂を忘れて欲しくないのである。この手のキャラクタを入れて違和感の無い格闘ゲームなど他にいくらでもあるではないか。王虎で武器投げ、タムタムでレバー入れ強斬り、半蔵で爆炎龍&百舌落し、幻十郎で猪鹿蝶、蒼月で水柱固め、死にそうになったら自害して、チャンスになったら斬殺奥義を叩き込む、そういうゲームであって欲しいと願うものである。

コメント(2)

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落ちましたねぇ・・・。去年の闘劇(アルカディア主催の格闘ゲーム全国大会)にサムスピの新作が入っていましたがそのプレイ内容は寒いこと極まりない超待ち合戦でした。1、天草などは今やっても十分面白い名作ですねぇ。

サムスピというより、旧SNKの系譜はすべてダメになってしまったのかなぁと、ちょっと寂しい気持ちになる今日この頃です。
飢狼MoWとか、メタスラ3あたりの時代が今思うと最後の華だったようですねー

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このページは、が2005年6月28日 22:56に書いたブログ記事です。

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