らんだむダンジョンに感じる心地よさ

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ここのところしばらく、RPGツクールによって作られた無料で遊べるゲームである「らんだむダンジョン」を毎日ちょこちょこ遊んでます。ゲームの詳しい説明は4gamerの記事を読んでもらったほうが良いかとおもいますが、この古典的かつステレオタイプなRPGに妙なほど心地よさを感じました。
http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20100402045/

ドラクエなどごくスタンダードなRPGを遊んだことがある人なら、一切の説明を読まなくても当たり前のように遊べるお約束のインターフェイス。その中にも変に救世主ぶらず、あくまで村の中の出来事にとどめる事によって生まれる親近感。ストーリーもゆるゆるなのに、たまーに締った展開があったり、ホロリと来るような友情ドラマがあったりとメリハリがあり、でもストーリーそのものを意識する必要のないタイトルからも解るランダム性。ダンジョンに一回潜って15分くらいあそべばそこそこ満足できるバランスなど、きっとこのゲームは古き良き時代のRPGファンや、ゲームで遊びたいけれどもあまり重たいのは勘弁!という、中年ライトゲーマーをメインターゲットにしているようで、メインターゲットたる私がすっかり魅せられてしまったのも納得できます。

そう、ほんのちょこっと遊べればそれで十分で、家に入浴と睡眠だけにかえってくる生活にほんの少しでもアクセントが欲しいというニーズに対して、このフリーゲームは明確な応えを出しているように感じました。話に効く限り、世界樹の迷宮シリーズがこの作品のコンセプトに近いのかなと思いますが、フリーな上にいまだバージョンアップにて拡張し続けている点などとても魅力的に感じます。
現在ストーリーは一通り終わらせ、拡張し続けている裏ダンジョンをダラダラ遊んでいるところで遊ぶ頻度も時間も減ってきましたが、まだまだ「ちょこっと遊びたい」ときには十分に魅力があり、遊ばなくなるのはだいぶ先のことになるでしょう。
万人にお勧めできる作品とまでは言えませんが、ユルい作風がフィットする人、遊びに全く頭を使いたくない人、とりあえず無料だしちょこっと遊んでみるのも良いかもしれません。

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このページは、が2010年4月26日 23:40に書いたブログ記事です。

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