KOKIA 「Fairy Dance」

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待ちに待ったKOKIAさんのNewアルバムだとおもったら、じつは7ヶ月前にアルバムをリリースしていたのを私がしらなかっただけだったという悲しい事実が明らかになってしまったけれども、なにはともあれ最新アルバムです。この後に7ヶ月前のアルバムをまた聴けると思えば喜びこそあっても悲しむ要因はなにもありません。
とおもったら、なんと11月にもNewアルバムをリリースしていたので、このアルバムは最新ではないということがいまさらながら判明してしまいましたが、喜び(ry

もう、KOKIAさんといえば、私の中では歌の上手な人ランキングトップ3の中の一角(あとの二人は、クリスティーナ・アギレラと故ルチアーノ・パバロッティ)な御仁なので、基本的にハズレは無く、どこまで突き抜けるかの問題なのですが・・・ このアルバムはオリジナルが1曲のみで、あとはフォーククルセイダーズの「悲しくてやりきれない」や、小田さんの「蘇州夜曲」、そしてアイリッシュ民謡のカバー曲が入ったもので、ミニアルバム以上、フルアルバム以下なボリュームなのですが、クオリティはズドンと来ます!もう、さすがとしか言いようのない歌声です。
特に「悲しくてやりきれない」はちょうどバイオリズムが最低くらいの時に聞くとホロリと涙がこぼれるほどの破壊力で、オリジナルとくらべると警戒ですっきりとした作風になっていて、重たい雰囲気を綺麗に洗い流してくれるような素晴らしいアレンジで思わず一緒に歌いたくなること請け合いです。
アイリッシュ民謡も見事なのですが、やっぱり歌が超絶巧い人が有名過ぎる曲を歌うとそのすばらしさが際だってしまうわけで、「蘇州夜曲」も、オリジナルを知っているだけに凄まじい威力に仕上がっています。

不満があるとすれば、こんなに素晴らしい歌手なのになぜか日本での人気はとっても低くて(むしろEuro圏、日本以外のAsia圏の方が名がとおってるかも)あまり共感してくれる人がいないこと。(そのおかげでライブのチケットは直前でもとれてしまうというメリットもあるのですが)
雑誌のインタビューでKOKIAさん自身が日本での活動はあまりうまくいっていないと感じているようなところがあったので、セールス的にもしょんぼりなのかもしれませんが、私は一生ついていきます(笑)
福岡に住んでいたときは一度もライブにきてくれなかったのに、引っ越してから2回もライブをやったり、チケットが購入できる状況でも観に行けないない日程ばかり(基本平日なのですよ・・・)であったりするのが悲しいところですが、このあとアルバムが2枚聴けると思えばなんてことありません。

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このページは、が2008年11月18日 23:58に書いたブログ記事です。

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