国王レベル攻略計画

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私は以前より、計画通りにことが進めば国王レベルまでなら勝つ算段があると言っていましたが、実際に国王レベルのComは触りくらいしかやっていないので、今回が初攻略となります。

まずは計画から
狙う勝利条件は、「文化勝利」です。指導者は当然の如く文化系最強と評価するエリザベスで、極力戦争を避けながら必要最低限の文化遺産、できるだけ多くの宗教を都市インストール、技術的はライフリングと民主主義まで開発したのちリサーチを止めコマースを文化100%で勝負に出る戦略を採用します。とどのつまりいつもどおりの文化戦略なのですが、懸念材料として、文化遺産はまともに勝負したらまず建設レースで敗北するバランスなので、文化遺産の取捨選択が大きな戦略的ウェートを締めます。
ゲームの配置によって多少の入れ替えはあるかもしれませんが、どうしても欲しい文化遺産は
・ストーンヘンジ ・アポロ神殿 ・ロードス島の巨人像 ・アレキサンドリア図書館
可能ならば狙いたい文化遺産は
・水道橋 ・ハギア・ソフィア大聖堂 ・ヴェルサイユ宮殿 ・タージマハル ・ノートルダム大聖堂
パルテノン神殿やシスティナ礼拝堂、特にシスティナ礼拝堂は多少無理してでも文化勝利には欲しい文化遺産ですが、COMは神学のプライオリティが非常に高い半面、私は神学のプライオリティは最低レベルなので、皇子レベルですら狙わないと負けることが多く、今回は不可能と断定して捨ててかかります。
軍事は、中盤以降に隣国から攻められたらおそらくひとたまりもありませんので、外交で他国関係を良好なまま保つのが基本線です。よって、なるべく隣接する国家をすくなくするような都市配置&国教無しが求められるでしょう。

とりあえず、何度か挑戦するつもりでゲームスタート。
都市画面を見てちょっとだけショックを受けました。わかっていたとはいえ、都市の幸福と衛生ボーナスが一段と厳しくなっていて、いつもの調子でやっていると最序盤から人口問題で成長が頭打ちになりそうな展開です。近くに毛皮と象牙が見えたので、なるべく早い段階でとりにいくことにしました。
しばらく戦士で探索すると、およそ2都市圏先に大理石を発見、近所に牛と魚があるので利用しない手は無いのですが、都市圏に2つも山脈があるのがマイナスで、きれいな水もないので中堅都市くらいがやっとの模様です。そうこうしているうちに周囲の探索がおわり、浅瀬でつながっているとはいえ完全な島配置ということが判明しました。
島配置は文化勝利にはなかなか好条件なのでそのまま続行しましたが、土地的な問題点として
・贅沢資源が毛皮と象牙しかない ・ジャングルが多い ・銅が無い
特に贅沢資源問題は深刻で、普段なら交易で補えるところが島配置でそれすらも困難となります。早めにコロシアム、できればノートルダム大聖堂が欲しい展開です。
ヒンズー教をGetし、第二都市&アポロ>ヘンジ>第三都市 と順調にすすんだところで最初の選択肢、アポロで何をGetするかという問題です。普段ならばアルファベットで決まりなのですが、今回は金融特性を生かす為、また島配置なので海上の生産量が勝負のカギになるとの読みからあえて鋳造を選択し、第二都市でロードス島の巨人像まで一直線のルートを選択しました。するとまた、すぐにトラブルが発生し、最初の偉人でGetするはずの法律&儒教をComに先を越されてしまいました。これは本当に痛いです。序盤に2宗教あるのと1つしかないのとでは、文化勝利の難易度が大きく違ってきます。しかも島配置なので他の宗教が伝播してくるには時間がかかり、計画に大きな支障がでるクリティカルなダメージでした。それでも法律をとらないことには、次に控える官吏を偉人で取得できなくなってしまうので、結局儒教の無い法律を泣く泣く選択することになりました。
その後は大理石効果もあり順調に文学>アレク図書館と進むことができ、ガレーで周囲を探索したところ予想通り浅海でつながった大陸でフリードリッヒ、ルーズヴェルト、カエサルと邂逅できました。トラブルがあったもののそれなりに巧く進んでいたにもかかわらず、ルーズヴェルトはスコアでかなり先をゆき、カエサルとフリードリッヒはだいぶ凹んでいるところをみると、そうとう歪んだ大陸構成だということが予想できます。しかしながらこの展開は願ったり適ったりで、つまらない技術のリサーチを飛ばしても弱者から搾取でき、新しい技術同士はトップを走るルーズヴェルトとの交換の道があるので、外交さえしくじらなければ理想に近い展開へ導くことができそうです。この時点で第五都市まで建設し、予定の6都市まで後一歩です。
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フリードリッヒは交換を渋ったものの、カエサルは遭ったその日から技術交換に応じてくれたので、初期の技術を法律でまとめ買いして序盤の遅れをだいぶ取り戻せました。第二預言者で官吏をリサーチし、技術的にはトップ争いに参加できる体制が整ったところで次の問題点が発生、水道橋、システィナ礼拝堂を立て続けにComに取られ、文化遺産レースで徐々に遅れが目立つようになってきました。ハギア・ソフィア大聖堂はComが優先しやすい工学が条件なのでリサーチレースに勝つ見込みが薄そうなのであきらめ、音楽をリサーチしてノートルダム狙いに絞ったところ、第三都市に仕掛けておいた技術者が見事偉大な技術者を引き当ててくれて、ノートルダムは瞬殺でGetすることができました。とにかく慢性的な満足度不足だったので、島全体に+1満足は地味にオイシイ効果です。ここで最後の第六都市を建設して拡張をストップ。島を完全に文化圏で覆うことができたので、他国との国境問題も無く、外交はまず失敗することはないというレベルの大成功をおさめました。
ここまで来ると、あとは教育から自由主義に一直線、見事自由主義をGetしてボーナスで活版印刷を貰い、その勢いで経済学から大商人を入手しようと考えたのですが、3ターンの差で経済学はルーズヴェルトにもっていかれてしまいました。とはいえ、リサーチも外交も順調で、この時期にフリードリッヒより儒教とユダヤ教が流れてきたので、リサーチを進めつつ、もらった宗教を全都市にばら撒くのが次の段階です。ちょうどこのとき、第5の勢力が徳川と判明し、ポイント的にも2位につける大国だということで、外交に緊張が走るものの、どうやらルーズヴェルトがばらまいた仏教のおかげで大陸は比較的平和に保たれている様子、いきなり徳川に噛み付かれることはなさそうです。
次のリサーチはナショナリズムで、他国に先駆けてリサーチが終わったようなので、急いでタージマハルの建設に着手し、これをGet。徳川には世界地図を要求されるもこれを受け入れて、逆にこちらからあまっている毛皮とゴールドの取引を提案し国交を樹立。どうやらフリードリッヒと徳川が険悪なようなので、フリードリッヒとの取引をやや抑えつつ中盤を乗り切る算段です。その後は順調にライフリング>民主主義とリサーチを進め、社会制度を一気に4つ変更し文化勝利への体制づくりをはじめました。
マップサイズが「小さい」の場合、全6都市にの宗教がゆきわたり、すべての都市で各宗教ごと寺院を建設すると、3つまで大聖堂クラスの宗教施設を建設可能になるので、普通選挙の政治体制の必殺技である金をつかった緊急生産でどんどん建設を進め、リサーチがライフリングに到達した時点でリサーチを0%に変更。収入は1ターンにつき500弱という状態を作り出し、次々に宗教施設と衛生施設を緊急生産。文化勝利に使う3都市すべてに大聖堂が3つずつ建設しおわったら、都市を文化生産に切り替え、コマースもすべて文化に投入し、可能な限り芸術家を配置して文化勝利体制が整い、あとはターンを重ねるだけ。途中でルーズヴェルトがなにをおもったか防衛協定を結んでくれたのでこれを了承し、磐石の態勢で1894文化勝利を達成しました。

国王レベルは確かにやりごたえがあるのですが、戦争になるとまともな戦いかたでは守りきることも困難な物量がやってくるので、まったり遊ぶには貴族か皇子レベルがちょうど良いように思えます。国王レベルで勝てると達成感はありますが、正直なところ皇帝レベルに挑戦しようとは今のところ思えません。よほど条件の良い配置がでるまでマップのリジェネレートを繰り返す必要があるので、そういうのはあまり楽しい作業だとは思えないからです。
なにか良い作戦をおもいついたら挑戦するかもしれませんが、とりあえずは国王レベルの攻略で満足しましたので、次は皇子レベルで酷い配置からの復活パターンをいろいろ模索してみようと思います。

コメント(2)

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はじめまして。私はいままで何度挑戦しても、戦争を吹っかけられて、文化勝利がなかなかできなかったので、今回の記事はとても参考になりました。

>waffleさん
はじめまして、書き込みありがとうございます。
私の対Com基本方針は難易度にかかわらず、国教無しで自由主義の取得まで我慢します。宗教の組織化などいくつかの有効な宗教政策が使えないデメリットはありますが、信仰関連でAIとの関係にマイナスが付かないメリットはそれを補って余りあるのではないかと考えています。

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このページは、が2006年8月 5日 20:12に書いたブログ記事です。

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