HDD浄化

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昨年10月より使いつづけていたメインのHDDがついにウィルスの攻勢に屈し、領域開放をしなければHDDとしての機能が失われるレベルにまでなってしまいました。
おそらく原因は、今年の春先に不用意に開いてしまったZipファイル(エミネムのPVが圧縮されているはずだった)で、こいつを開いてからというもの、Windowsアップデートをかけるたびにインスタントメッセージが20通くらいひっきりなしにすっ飛んでくるという有様で、しばらくはファイアーウォールとウィルスチェックで凌いでいたものの、何度か繰り返されるHDDイメージのリストアに耐えかねてレジストリクリーナーを使用したところ、手術に絶える体力がHDDにのこっておらず、帰らぬHDDとなってしまったのが今週火曜日です。
で、いろいろ試した結果、結局は新しいドライブをシステムディスクにして以前のバックアップを戻すというのが一番手っ取り早いという結論に達し、先ほどやっとのおもいで復旧しました。手っ取り早いといってもまるまる3日システムダウンしたわけで、高校3年生からずっとPCをつかっていて、最も長いシステムダウン期間でした。東京とは違い、バルクのHDDが買える店が限られていることや、動いているシステムが無いので160Gのドライブのパーティーションを切ることは愚か、フォーマットすることもままならない状態がつづき、日ごろの準備の悪さを露呈したわけですが、最終的には以前よりよい環境がつくれたのではないかなぁとおもっています。バルクのHDDが変えなかったのでバッファローのディスクをかったのですが(バルクより3500円も高かった)オプションについてきたアプリケーション2つがなかなか使い勝っての良いものだったので、ソフトもあわせて購入したと思えばまぁまぁやすいかなぁともおもえなくもないです。
で、元のウィルスまみれHDDは領域開放とデータ全削除をおこなってから再びNTFSでフォーマットして、ウィルスの痕跡はなくなったようなので、ゴミ収集ドライブとしてこれからこきつかわれることになるでしょう。
今回の復旧で特に準備不足だったなぁとおもったのは
・普段イメージで使用しているCDもちゃんと光学メディアに焼く必要がある
・サブマシンがノートではハード復旧の補助には不十分
・FDDはやっぱりあったほうがいい
・マルチブート環境があるのがベスト
といったところです。また、最近はシステムのバックアップはとっているものの、ドキュメントデータのバックアップをほとんどしていなかったことから痛い目にあっているので、ドキュメントデータを光学メディアにバックアップする必要性も感じました。
最近の主流どころのマザーボードだと、特別なボード等をつかわずともシリアルATAでRaidが組めるらしいので、セキュリティを考えるとミラーリングRaid環境をつくるのも悪くないかなぁとおもいます。ただし、私の場合はHDDクラッシュでご臨終したわけではなく、ウィルスにやられたダメージの方が圧倒的におおきかったので、Raidを組んでもあまりメリットは無いかもしれません。それよりは、いままでのようにポート全開放でソフトファイアーウォールのみのセキュリティではなく、ルーターからのセキュリティをかんがえなくてはいけないようです。とりあえず、今回の件では反省点が数多くみつかったので、早々に是正してゆきたいとおもいます。

コメント(3)

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南無。
ウイルスは会社で毎日のように飛んできて麻痺してます。

今週、ISPを変えてモデムも変わったので、なるべく早く既存で分かっている危険なポートは閉じたいところです。

システム移行を行ってからすぐに、Port28を何回か突付かれました。今回はちゃんとファイヤーウォールを入れてたので異常にすぐに気が付きましたが、最近はPCを直にネットワークに晒すのが事実上不可能なようですね。数年前まではそこまで酷くなかったのですが・・・

そうですねー。外に晒すときはかなり危ないと思った方が良さそうです。モデムを変えている最中に、誰かからポートスキャンの攻撃受けましたし危険です。

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このページは、が2005年8月19日 00:06に書いたブログ記事です。

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