5　（+2 Max11）

　　Knight考察
Humanの終盤における前衛Unit。非常にアーマー硬く、その他ステータスもなかなか優秀なUnitである。Humanには珍しい高機動Unitなので、いろいろな場面で重宝する。ただ、アーマーが硬いということ以外はこれといった特徴が無く、敵の特殊攻撃にもやや弱さがある。UnitサイズがLargeなので、Armorが高いとはいえ射撃Unitの集中攻撃はやや苦手としている。とはいえ、高機動な上に高アーマーなので単純なゴリ押し戦法につかっても十分役割を果たすことができる基本性能の高さから、高い人気を誇る。ただし、Knightを中心とした編成ではやや攻撃力にかけるので、後衛に効果的なダメージ源が欲しいところである。ただし、対AirUnit以外ならばどんな状況でも比較的自由に働けるので、作って損することがほとんど無い。他のUnitとのコンビネーションを考えると、PaladinのHolyLightとの相性が抜群で安定した援護が望める場合はとんでもなく硬い前衛として機能する。また、InnerFireでただでさえ高いアーマーをさらに強化するのもおもしろい。Supply消費が4とやや多めだが、その割にコストは比較的安価なので、量産にもある程度対応することができる。Knightの役目は硬い前線を作ることにあるので、アップグレードはアーマーを優先されたほうが良さそうだ。なお、Knightを使う場合には確実にAnimalWarTrainingを行いHPを950にしてから前線に投入したい。

　　Knightカウンター
Knightを効率よく倒すためには、Knightのアーマーおよびスピードを抑える方法、Pierce属性攻撃で集中攻撃を加えること、範囲攻撃で複数のKnightに一気にダメージを与える方法がよく、それらを重複させるとさらに効果的である。ただし、Knightを前線に出しているHumanには多くの場合後衛にPristが控えていることが多く、Despellにより魔法の効果を無効化されることからステータス攻撃に関しては過度の期待は禁物である。Knightと戦うときは前衛同士で叩き合っても良くて消耗戦といった感じになりやすいので、なるべく丁寧に1体ずつ確実に仕留めていく方法が有効である。また、意外と密集する性質があるので、範囲攻撃でも効率よくダメージをあたえることができる。そのため、OrcのTaurenであれば同コストで正面から粉砕が可能である。だが、オススメなのは完全に足止めをしてからの攻撃で、StromBolt、EntangleRoot、Ensnare、をつかってから集中射撃で仕留める方法である。また、Bansheeで乗っ取る価値が十分にあるUnitなので、Undeadは狙ってみても良いだろう。その他、Cripple、Purge、LightningShield、Cyclone、などもなかなか有効である。ただし、LightningShieldは下手をすると自軍に被害が出てしまうので、仕様には細心の注意が必要である。

　　ver.1.04　02/11/29
以前のver.から特に能力的な変更が施されたことは無い。もとよりシンプルで高ステータスタイプのUnitなので、その運用方法は安定している。対Pierce攻撃に対してやや弱いという点とBansheeが前線に出ているときはPossessionされる危険性を除けばこれといった弱点が無いのが強みである。特に敵のステータス魔法はPristのDispelMagicさえあればあまり気にならないので、他の種族とくらべて付与魔法対策がしやすい点から安心して前線を任せられる。特にMountainKing、Knightx2を密着させて前線に並べつつPaladinとPristで援護する陣形はまさに鉄壁で、難局に滅法強い。Humanの前衛を考える上での選択支としてFootmanとの兼ね合いがあるが、敵にダメージ源としてのPierce攻撃部隊がいる場合にはFootmanの方が安定するが、可能であればバランスよく併用するのが理想的である。Knightのみの前衛は確かに強力ではあるが、Footmanとくらべて数がでないこととKnight自身がわりとスリムなことから広い場所での前線作りがやや難しいことから、Knightのみの編成よりはFootmanを両翼に広げられる程度の数をそろえた編成の方が前線が安定する。以前のver.よりも全体的にややCasterおよび後衛攻撃能力が落ちているので、その点ではKnightは使いやすくなった印象があるが、活躍の場のかなりの部分がFootmanで補えることからAnimalWarTrainingのコストを惜しんでKnightを使わない場合も少なくない。