Hero         Paladin       Archmage       MountainKing       Bloodmage    
    Normal     Peasant(militia)     Footman       Rifleman       Knight       Priest  
        Sorceress    Gyrocopter    SpellBreaker    MortarTeam    SteamTank
   DragonhawkRider    GryphonRider     WaterElemental   Phoenix

 

      Dragonhawk Rider
  Humの新AirUnit。特殊能力、耐久力、攻撃力のバランスがよく、汎用性に富んでいる。

  特殊能力
  AerialShackles:魔法の投げ縄で空を飛ぶ敵1体の動きを止め、30ダメージ/sを与える。
       マナコスト75 射程55 効果時間40s Cooldown30s
  
   Cloud:防御施設に霧をかけ、間接攻撃を無効化する。詠唱タイプの魔法。
     (要研究50100 35s)マナコスト100 射程100 効果時間30s Cooldown30s        
 生産コスト   200  30  ヒットポイント   575(725)
 消費サプライ   3  マナポイント   300
 生産時間   28s  製造施設   GryphonAviary
 ユニットタイプ   Normal  移動速度   350
 攻撃タイプ   Pierce  視界(昼/夜)   140/80
 攻撃射程   30    輸送サイズ   -
 アーマータイプ   Light ・最大HPはWarAnnimalTrainingで725になる。
 アーマー   1(+2 Max7)
 対地攻撃力   19〜21
 対空攻撃力    19〜21
 攻撃間隔   1.7s

 

  Dragonhawk Rider考察
FTから新加入の中型AirUnit。比較的コストが安価ながら、ステータスは全体的に優れている。製造施設はGryphonAviaryで生産許可施設がArcaneVaultなので、Tier2から生産でき、2種類の魔法を持る何かと汎用性の高いUnitである。WarAnnimalTrainingの対象になり、リサーチを行うと最大HPが575から725に上昇するので、終盤になるとさらにコストパフォーマンスが上昇する。攻撃力もRiflemanと同程度の火力を有し、Cooldownもほどほどなので決して低くない。DragonHawkの主な役割は、その2つの能力を使った局面にそれぞれ対応している。一つ目の能力は空対空に圧倒的な強さを発揮するAerialShacklesで、敵のAirUnitに魔法の投網を被せ動きを封じるとともに40sの間30/sのダメージを与えつづける魔法である。この能力は詠唱魔法なので、スタンなどのステータス変化を与えれば止められるてしまうものの、総ダメージ量は脅威の1200と捕まえてしまえばFrostWyrm以外は一撃で仕留められる。魔法の詠唱中は自分も動けないものの対象AirUnitも完全に動きを封じて攻撃もさせないので、SpellImmuntyを持たないAirUnitとの1対1なら時間こそかかるもののほぼ確実に倒せるのが強みである。もう一つの能力は攻城支援のため防御施設無効化するCloudで、効果時間の30sの間間接攻撃系防御施設の攻撃を無効化するものである。この能力はTier3になってからGryphonAviaryでリサーチすることにより使えるようになるので、実際に運用する場合には終盤になってしまうのだが、大量の防御施設に守られた敵陣を攻略するには非常に効果的な能力である。効果時間は30sとやや短いものの、効果範囲はなかなか広くDragonHawk2-3体で多くの場合事足りる。このように、DragonHawkは基礎能力も高い上に魔法の威力も抜群の強力なUnitなように見えるのだが、実際につかってみると案外使えないという評価が一般的である。HPは低くないもののLightアーマーなのでPierce属性攻撃をくらうとあっさり沈み、攻撃力もなかなかのものだが射程が短くて前線に出ざるを得なかったり、ASはAirUnit同士の1v1なら強いものの、逆に動けないことが仇となり地上からの間接攻撃で一匹ずつ潰されたり、Cloudは使わなければならないほどたくさん崩御施設が建っているケースがめったになかったりと意外なほど働けない。そしてなにより、Human自体が対空攻撃に優れている種族なので、DragonHawkを出してまで対策しなければならないケースが極端に少ないということと、FTなってから大型AirUnitが使われるケースが減ってきたなどの理由からあまり生産されない。対FrostWyrmやChimaeraならば十分にDragonHawkを使う価値があるのだが、GryphonやWyvern相手だと数で負けている状態で挑むと数対にASをかけても速攻で潰されてしまうので、相手のオーダーを先読みし事前に相手の大型AirUnitの数を予想して生産しなければならないので、有効に使える局面を作り出すこと自体が難しい。有り体に言ってしまうと、DragonHawkは優勢の時にはいなくてもあまり困らず、劣勢の時にはそれをひっくり返すだけのパワーが無く、活躍できる場面が極端に少ないUnitなのである。汎用的な能力を有しているのだが、典型的な器用貧乏となってしまっているのが残念である。空対空はやや癖があるものの決して弱くない能力なので、少ない活躍の場で有効に使いたいUnitである。

 

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