Hero    DemonHunter    Keeper of the Grove    Priestess of the Moon    Warden
    Normal    Wisp     Archer     Huntress     Ballista    Dryad    Druid of the Claw   
    MountainGiant    Hippogryph     Druid of the Talon    Hippogryphrider 
FaerieDragon    Chimaera     Treant     Avatar of Vengeance

 

      Warden

  NightElfの新Hero。単体で瞬間移動をするのが最大の特徴

                                         ver.1.13 変更済み
 生産コスト   425  100  アーマータイプ   Hero
 消費サプライ   5  攻撃間隔   2.05
 生産時間   60s  視界(昼/夜)   180/80(180)
 ユニットタイプ   Hero  Strength上昇値   2.4
 攻撃タイプ   Hero  Agility上昇値   1.6
 攻撃射程   直接攻撃  Inteligence上昇値   2

 

 WardenはTFTから加入した、遊撃を得意とするHeroである。NightElfのHero構成で、RoCでは欠けていた要素である瞬間的なダメージスキルを持ち、なおかつNightElfの特徴である機動力も併せ持つのが特徴である。能力的には万能タイプであり、ステータスもバランスよく伸びるが、一方で直接攻撃を行うHeroとしては耐久力に欠け、攻撃が集中すると想像以上に脆いのが弱点といえる。この弱点を初期から備わっているHideや瞬間移動スキルであるBlinkを有効利用し、的を絞らせないようにするのがWardenの基本戦術である。外見は大きな武器のおかげでそれなりに目立つものの、サイズ的にはかなり小さめの部類であり、色調も暗めなので乱戦ではやや見分けがつきづらい。

 Wardenのスキルは、ダメージスキルが2つと、ゲーム中でも数少ない瞬間移動スキルという構成であり、Ultimateは召還系となっている。この中でメインスキルの候補となるのは2つのダメージスキルで、広域ダメージを狙うか、単体に大ダメージ+αを狙うかという選択となっている。広域ダメージを狙うスキルはFan of Knivesで、Wardenを中心とする効果範囲内の敵Unit最大5体に一定ダメージを与えるものである。マナコストが100、CoolDownが9とやや回転が悪いものの、合計ダメージ量はLv.1で350、Lv.2で575、Lv.3で900と火力的にはかなり良好な部類である。効果範囲も広く、とりあえず周りに敵がいるときに発動すればほぼ確実に全段Hitするのでそこそこ扱い易い。もう一方の単体ダメージスキルはShadowStrikeで、敵1体に対して一定ダメージに加え、移動速度低下と毒ダメージの追加効果をもたらすものである。射程が30と短いものの、マナコストが65と低いのが特徴であり、瞬間的なダメージ量がさほど高くないのも移動速度の低下と毒ダメージで十分な見返りがあるのでほとんど気にならない。サブスキルとしてつかわれるのがBlinkで、画面の横半分ほどの距離を瞬間移動するものである。Lv.1だとマナコストが50と瞬間移動するだけにしては高いのだが、Lv.2になるとマナコストが一気に10に減り、Lv.3になるとCoolDownも1sになる。もともとWarden自体が全Hero中屈指の移動速度を持っているので簡単には囲まれないのだが、SleepからのBoxなど防ぎがたい連携もBlinkで確実に回避できることや、混戦の中に飛び込んで任意のUnitを狙い撃ちできるというメリットがある。UltimateのVengeanceはWardenを強化したような分身であるAvatar of Vengeanceを召還するもので、Ultimateの中でも屈指の能力である。Avatar of Vengeanve自体も死体からSpirit of Vengeanceを召還し、総合的な火力も申し分無く、効果時間も長いので強力な戦闘力を安定して期待できる。

 Wardenのスキルコーディネイトは、状況によってさまざまなバリエーションがある。HeroKillやハラスを目的とするのならばメインにSSでサブにBlink、とにかくダメージを稼ぎたいのならばメインにFoNでサブにSS、霍乱に徹するのならばBlinkをメインする選択肢もあり、プレイスタイル次第で選択するスキルが変わってくる。一般的に最も人気があるのはSSで、とりあえずLv.1ではSSを取るのが常套手段ではあるが、それすらも他のHeroと比べると決定的な選択肢とは言い辛い。常に無敵Potionなどで延命手段を確保できるのならばBlinkを外してFoNとSSを伸ばし、そうでない場合は、SSをメイン、Blinkをサブにするのが手堅いと思われる。UltimateはLv.6で確実に取っておきたいものの、それ以外は状況や個人の好みによって選択するのが良いのではないだろうか。

 Wardenにもたせるアイテムは、プレイスタイルと取得したスキル構成によって変わってくる。1stHeroでハラスを主目的としたゲリラ戦を仕掛けるのならば、いずれも中立のアイテムショップで購入できるBoots of Speed、Staff of Teleportation、Circlet of Nobilityあたりのアイテムを持たせると良いだろう。特に単独展開でゲリラ戦を行うのならば、Staff of Teleportationで素早く自陣に戻りMoonWellで回復を行ったり、偵察用のWispを目標にジャンプしたりとさまざまな用途に使える。しかし、一方で使い方が難しいのも事実であり、確実性を求めるのならばBootsが優先である。Circlet of NobilityはバランスタイプのHeroにとってはステータスのレベルが1つ上がるのと同じような効果があり、即効性はないものの長い目で見ればお買い得なアイテムである。また、中盤以降に相手のダメージスキルによる瞬殺対策として、HPの最大量を上げるPeriapt系アイテムや、ダメージスキルを連発するためのPendant系アイテムも効果的である。終盤になると瞬間的に受けるダメージに比べてWardenは耐久力は明らかに低いので、まずは攻撃を受けないことが第一ではあるが、いざ攻撃を受けた場合には確実に生き残るための無敵Potionやその場しのぎといえども緊急用のPotionがあるのと無いのとでは生存確率が全く違ってくるので、なるべく常に準備しておきたい。

  Wardenの運用は主に1stもしくは2ndHeroとして用いられることが多い。WardenがMeleeHeroにしては耐久力が低いことから3rdHeroとしては安定性に欠け使われるケースが少ないことと、Wardenの能力が序盤にフィットするので使うのならば早い時間帯から出したいという思惑が原因である。一般的なケースとしては、1stHeroとしてWardenを雇用し、ハラスを主目的としたゲリラを仕掛けて相手の出足を鈍らせつつ進化や2ndを狙うものであり、単独展開を前提としする場合が多い。進化やQuickExpandを狙う場合に最も危険な時間帯である1日目の夜をMoonWellやHideを利用して捌ききるのがWardenの役割であり、単独でHeroKillまで狙えるのが強みである。敵のCreepingを背後から襲うのを第一目標として、相手の出かたによって本陣で農民狩りやCreep横取りなどの選択を行い、最終的には自軍の陣容が整うまで敵が迂闊に本陣から出られない状況を作るのが序盤における理想的な展開となる。Wardenを2ndHeroとして雇用する場合は、火力が目的となることが多い。FoNもSSも、初期状態でもそれなりの火力を有しているので、GhoulやFootmanを相手にする場合にはFoN、どちらともいえない状況を含むそれ以外の状況ではSSをメインに据え、積極的に撃って確実に敵戦力を削るのが主な役割となる。2ndHeroで使う場合、Goldに余裕があるのならばCirclet of Nobilityを1-2個もたせておくのはどのHeroにも有効ではあるが、特にWardenはステータスアップによる恩恵が大きく、かなり無理が利くようになる点が大きい。

 Wardenは非常に性能の高い万能Heroではあるが、素の状態では器用貧乏となりやすく、強力なスキルを連発するにはあまりに少ないMana、攻撃力を生かそうにも簡単には前線に出せない耐久力を補うために積極的な装備アイテムの利用が求められる。また、性能を生かすための操作は言葉に表すのが困難な絶妙なバランスの上に成立するタイトなものであり、特に序盤の単独展開時における行動の選択は熟練した判断力と操作技術が不可欠である。Wardenは単純に使って強いHeroではなく、活躍させるには相応の技術が必要であり熟練したプレイヤーが使ってこそのHeroと言えるだろう。Wardenは低Supply状態での競り合いに強く、大群同士の大規模なぶつかり合いよりは小規模な局地戦の連続で力を発揮することからどちらかといえばTeam戦よりもSoloで重用される傾向にあり、NightElfの1stHeroの選択は酒場の有無によって大きく変わってくるものの、ゲリラ戦での性能は酒場で雇えるHeroを含めてもWardenは最高クラスの適正がある。他の1stHero候補としては、BeastMaster、DemonHunter、Keeper of the Grove、Nagaあたりが有力だが、Wardenが主に選択されるケースはSoloならば機動防御、Team戦ならばHeroRush>初期Rushと繋げる場合が多い。いずれも機動力と瞬間的な攻撃力、追撃性能を見込んでの選択であり、正面からのぶつかり合いが予想される展開ではBeastMasterやDemonHunterの方が安定した戦果が期待できる。Wardenを選択する場合には、自分のオーダーとセットで考慮することが求められ、決して扱い易いHeroではないもののその総合的な戦闘力は全Heroの中でも屈指の存在であり、プレイヤーの技量によっては縦横無尽にMapを駆け回り決定的な仕事をこなす脅威の存在となるだけの可能性を秘めている。

 

Lv 攻撃力 アーマー Strength Agility Intelligence HP MP 移動速度
1 22-42 4 18 20 15 550 225 Fast
2 23-43 4 20 21 17 600 255 Fast
3 25-45 5 22 23 19 650 285 Fast
4 26-46 5 25 24 21 725 315 Fast
5 28-48 6 27 26 23 775 345 Fast
6 30-50 6 30 28 25 850 375 VeryFast
7 32-52 7 32 29 27 900 405 VeryFast
8 34-54 7 34 31 29 950 435 VeryFast
9 36-56 8 37 32 31 1025 455 VeryFast
10 38-58 8 39 34 33 1075 495 VeryFast

 

特殊能力

     Hide
 夜間に待機状態にするとクローク状態になる。

 

 

   Fan of Knives
  周囲にナイフをばら撒き、ダメージを与える。
Lv 効果時間 CoolDown 消費マナ 射程 効果範囲 対象 効果 必要レベル
1 - 9s 100 - 40 陸空 70dam x5 1
2 - 9s 100 - 50 陸空 115dam x5 3
3 - 9s 100 - 60 陸空 180dam x5 5

 

   Blink
  画面内の任意の地点に瞬間移動する。
Lv 効果時間 CoolDown 消費マナ 射程 効果範囲 対象 効果 必要レベル
1 - 10s 50 - - 自身 瞬間移動 1
2 - 10s 10 - - 自身 瞬間移動 3
3 - 1s 10 - - 自身 瞬間移動 5

 

   ShadowStrike
  任意の敵Unitに毒ナイフを投げつけてダメージを与えつつ、対象の移動速度を50%落とす。
  効果時間内は10damage/sのダメージを与え続ける。
Lv 効果時間 CoolDown 消費マナ 射程 効果範囲 対象 効果 必要レベル
1 15s 8s 65 30 - 陸空 75damage 1
2 30s 8s 65 30 - 陸空

150damage

3
3 45s 8s 65 30 - 陸空 225damage 5

 

   Vengeance
  Wardenの究極技。Avatar of Vengeanceを召還する。
Lv 効果時間 CoolDown 消費マナ 射程 効果範囲 対象 効果 必要レベル
- - 180s 200 - - - 上記 6

 

 

 

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