DeamonHunter考察
NightElfで1stHeroの筆頭候補と言える。とにかくManaBurnによる敵Hero封じが強力で、序盤から活躍が期待できるHeroである。ただし前衛タイプなので、囲まれて集中攻撃を食らうと意外なほどあっさり死んでしまうのが弱点とも言える。また、戦闘地形が狭いと、能力を出し切ることができないのもやや気になる。DeamonHunterを１ｓｔHeroとして選択する場合は、序盤から主力をHuntressにすることが前提となるだろう。Archer主体だと、あっという間に囲まれてしまうので、あまり長生きできないので、経験値が思うように入らないからだ。逆に、Huntressと組ませる利点は多く、Huntressを早めに出す場合に問題となる序盤の極端に弱い時間帯を、DHが本陣でMoonWellをつかった防衛にあたることにより危険性がだいぶ低くなる。また、HuntressもDHも広い地形を好むので、その点でも相性が良いと言える。
　特殊能力のコーディネイトはかなり難しい。どの能力も効果的なので、場合によって使い分ける必要があるだろう。基本的には最初のポイントはManaBurnということになる。これは、初期のHeroラッシュに対応するためだ。Lv2以降だが、ここからは相手の出方次第ということになる。個人的な好みはEvasionなのだが、相手がGhoulやFootmanを量産している場合にはImmolationの方が効果的である。Evasionはどんな局面でも安定した効果を発揮するのだが、レベルが低いとあまり目に見えた効果を発揮しない。Immolationは早い段階でも威力をそれなりに発揮するのだが、自らをある程度囲ませないことには効果的とは言えないので、危険が伴う。また、Mana消費も大きいので、無警戒だと肝心のManaburnが使えなくなる心配もある。個人的によく使うスキルコーディネイトは、MB>Eva>Eva>MB>Eva>Metamorphosis>MBで、あとはImmoということになる。これは、DHの生存確率重視のコーディネイトで、Immoを使わない点で攻撃力はやや低い。しかし、Heroは生き残ってこそ成長するので、生存重視は理に適っていると思われる。要は３つの能力のうち、３つ均等に分けなければあとはどれでもそれなりの効果を発揮する。MB＆Immoなら攻撃的に、Immo＆Evaでは前衛特化と操作の簡略化の効果が期待できるだろう。また、Lv6になった場合は、迷わずMetamorphosisを選択したい。この能力の利点はいろいろあれど、もっとも効果が高いのは攻撃属性の変化だろう。射程攻撃になり、攻撃にSplash判定がつき、しかも攻撃属性がChaosになる。Chaos属性はアーマーやアーマータイプの影響を受けずに攻撃力をそのまま対象に与えることができるので、建物であれ高アーマーUnitであれすさまじい威力を発揮できる。
　１ｓｔHeroをDHにした場合は、早めに2ndHeroを雇用するよりも、ある程度序盤から中盤にかけてはDHに経験値を集中させ、なるべく早くLv.6のMetamorphosisを習得させるように勤めるのが基本である。KoG、PoM共に援護系のHeroなので、援護対象であるDHが強くないことには活躍がむずかしいからである。逆に2ｎｄHero以降にDHを雇用した場合、低レベルの間は敵HeroにMB撃ち逃げをしばらく繰り返してLvがある程度（３くらい）上がってから前線に投入したほうが良い。その場合はMB中心のコーディネイトで、Immoを後回しにする方が使いやすくなる。
　DHは近距離で接敵することになるので、攻撃が手中しやすい。そこで、アイテムはなるべくHP回復系のものを持たせると良いだろう。CoolDownを短くするアイテムや攻撃力にボーナスが付く装備系アイテムも相性が良い。できればAnkhで保険をかけておきたいところだ。

　DeamonHunterカウンター
Lvが低いうちは、相手が前線に出てくるならば普通に集中攻撃を浴びせるだけで仕留めることができるだろう。問題はLvが上がった状態である。こうなると、Pierce系の攻撃をいくら集中させてもなかなか倒すに至らない。しかも、DHに攻撃が集中すると他のUnitが動きやすくなり、その上DHが回復アイテムなどを持ってたら目も当てられない悲惨なことになる。高レベルのDHは、直接攻撃Unitで囲んで袋叩きにしつつ、攻撃スキルを集中させる以外ないだろう。自陣まで逃げられるとMoonWellを使われて満タンの状態からやり直しになってしまうので、仕留めるときは一発で決めてしまいたい。なお、HuntressとDHのみで部隊が攻勢されている場合は、航空機による対地攻撃で撃退自体は楽に行える。ただし、航空機でDH自体を仕留めるのには無理があるだろう。しかし、DHがMetamorphosisで変身してしまうと、対空攻撃も可能になる点には注意したい。とにかく火力が半端ではないので、よほどの戦力差が無い限りは変身が解除するまでは攻撃を控えたほうが賢明である。

　　03/04/13
全Hero中屈指の性能を誇るNelfのエース。特定のスキルが超抜性能というわけではないのだが、基本性能とスキルのバランスの良さから総合能力が高いだけに安定した力を発揮してくれるのが心強い。成長するまでは決定的な攻撃力に欠けている点やとにかく集中攻撃を受ける立場にあるので相対的に扱いやすいHeroではなく、細かい操作が不可欠であるものの、圧倒的な機動力と見た目以上の固さで序盤は単独展開からの荒らしやCreepingが強力であり、Lv.も上げやすいのが強みである。まだ、DHはメインスキルにManaBurnを取るかImmorationを取るかによって自身の性質を代えることができるので、相手の種族やオーダーによって戦い方を代えられるのが売りの一つである。ManaBurnをメインとした場合にはDHの仕事は敵Hero封じと霍乱になり、強力なスキルを持つ敵HeroからManaを奪うことにより能力を発揮させないような戦い方となる。一方Immorationを取得した場合には前線を作って効率よくダメージを稼ぐことが求められる。Immorationは最前線に出ないことにはダメージが取れないややリスキーなスキルではあるが、ダメージ効率は非常に高く、攻撃魔法に乏しいNelfにあって貴重なダメージ源である。どちらもLv.1からしっかりとした効果が望める優れたスキルではあるが、ManaBurnはダメージが取り辛いこと、Immorationはダメージ効率こそ良いものの細かい操作が必要であり燃費も決して良く無いことが弱点である。どちらを取るかは好みに因るところが大きく、どちらが正解ということは無い。セカンドスキルはEvationでほぼ決まりで、DHの生存率を高める上で地味に効いてくる。最大でも三割回避なのであまり使わないというプレイヤーも少なくないが、逆にDHのLv.5は確実にEvationLv.3を取得するプレイヤーもいるなかなか捉えどころが難しいスキルではあるが、アーマーが上がるよりもダイレクトに被弾量を減らせるので目立たないながらも頼りになる。Immoration＆Manaburnという組み合わせも不可能ではないが、DHはマナが決して多いほうではないので、バランスはあまり良く無いようだ。究極技の変身は誰もが認める強力スキルであり、もはや説明も必要無いものではあるが、攻撃がSplash判定になるので通常攻撃の狙いをしっかり定めると想像以上のダメージを与えることができる。DH本領はLv.6から発揮されると言っても過言ではないほどの能力であり、Nelfはいち早くDHのLvを6まで上げるために、Tome of Expを集中させることはもちろんCreepingで2ndHeroをExpが入らない位置まで下げるなどの小技で急ぐ光景もよく見かける。Nelfは他の2Heroが間接攻撃Heroなので、どうしてもDHを中心にせざるを得ないのだが、DHはその役割を十分に果たせるだけのポテンシャルを持ったHeroである。

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