Hero      BladeMaster        Farseer        TaurenChieftain      ShadowHunter 
    Normal       Peon      Grunt      Troll Headhunter     Catapult     Shaman   
      WitchDoctor   SpiritWalker   Raider    KodoBeast    WyvernRider
Troll BatRider     Tauren     Wolf    SerpentWard

 

      WindRider

 攻撃力の高い航空Unit。毒矢で攻撃力がさらに上がる。

 特殊能力
 EnvenomedSpears:通常攻撃が毒矢になる。攻撃を受けると4Damage/sのダメージを受ける。
           (要研究:100150 40s) 効果時間10s

 生産コスト   265  40  ヒットポイント   600
 消費サプライ   4  マナポイント   なし
 生産時間   35s  製造施設  Beastiary
 ユニットタイプ   Normal  移動速度   320
 攻撃タイプ   Pierce  視界(昼/夜)   160/80
 攻撃射程   65  輸送サイズ   -
 アーマータイプ   Light
 アーマー   0 (+2 Max6)
 対地攻撃力   41〜50
 対空攻撃力    41〜50
 攻撃間隔   2s

 

  WyvernRider考察
Orc唯一の航空Unit。Unit性能はやや低めと言わざるを得ない。攻撃力に関しては悪くないのだが、いかんせんHPが低すぎるのがネックである。使う局面は中盤以降の後方撹乱程度であり、どうしても使いたいUnitではない。Supを4消費するので、あまり量産するわけにもいかないが、仮に後方撹乱に使うとしても最低3体は欲しいところなので、効果的に使うためには3,4体でしつこく後方を小突きまわし、相手にTowerの出費を強いることと相手の出足を鈍らせることが目的となるだろう。とにかく、このUnitに過大な期待は禁物である。特に、量産してWyvernRiderのみで押し切る戦法はよほど相手が無警戒でない限り決定的な仕事をするのは無理がある。あくまで攻撃のアクセントとして使うUnitとして捉えるべきである。ただし、NightElf以外のWorkerはGold採取中に直接攻撃を仕掛けることができるので、EnvenomedSpearsを併用して農民狩りを行うと、以外なほど素早くしとめることができる。ゲームが膠着しつつある状況などで、ちょっとした小技を絡めるのは有効な戦略である。

  WyvernRiderカウンター
まず、正面から戦いを挑んでくる可能性が無いので、可能ならば地上に落としてから袋叩きにしたいところである。だが、なかなかそう巧くいく事もないので、要所に最低限のTowerを建てて被害を減らし、Pierce属性攻撃を集中させればさほど倒すのは難しくない。ただし、すぐに逃げるので、地上におろせなくても速度を何かしらの方法で落としてから確実に仕留めたい。また、HPが低いので同数以上の空対空Unitをぶつければあっさりと倒せることも少なくない。肝要なのは偵察によりWyvernが出てくるということをあらかじめ察知することであり、時間的余裕さえあれば対策事態は難しくない。

  ver1.04  03/01/06
使い方さえ間違わなければ強力と言って良いが、生産、性能的に考えると非常に尖ったステータスを持っているので、意図的に戦力のピークをつくりだすことにより決定的な仕事ができるUnitである。Wyvern最大の長所はオーダー次第でかなり早い時間帯から前線に投入できることであり、AirUnitは投入する時間帯が早ければ早いほど相対的な戦力が高いという考え方からすれば何物にも変えがたいものである。一見すると生産条件にタウンシンボルの第三段階が含まれているので早く投入できるというイメージに乏しいが、生産施設であるBeastiaryがタウンシンボルが第二段階で生産可能な点と生産に必要なWoodコストが40生産時間が35sとやや控えめな点がGryphonやChimaeraなどのUnitと比べて早期量産に有利な材料であり、即系のオーダーであれば2日目の夕刻には戦闘可能な数がそろうのが魅力である。加えてWyvernはHPが低いものの、攻撃力に関しては比較的安価なEnvenomedSpearsと攻撃を2UPほど行うとPierce属性攻撃でありながらHeroを瞬殺することが可能なほどの火力を有しているので、敵の対空兵器が整っていない状態であれば6〜8対ほどで勝負を決める力がある。ただし、敵が対空兵器を充実している場合にはなかなか仕事をさせてもらえないのも事実であり、HPが低い上にSup消費が4なので崩れるときはあっという間に全滅し、敵Heroに大量の経験値を与える結果になることも少なくない。Wyvernは一方的に攻撃できる局面であればその能力を余すことなく発揮できるのだが、Wyvern対策自体はさほど難しくないということもあり、相手の生産の裏が取れなかった場合には苦戦は必至になる。それゆえに、Team戦ではやや使い辛いのが実情であり、Wyvernは基本的にSoloでCasterとの2択で使われることが多い。Wyvernの強さはUnit性能に因るところだけではなく、その量産性と始動の早さを含めて強力なUnitという評価ができるのであり、それらの要素がすこしでも欠けると相対的な戦力が大幅に低下してしまうところが弱点である。航空兵器、高攻撃力、長射程、高量産性という利点を生かし、耐久力の低さを露呈させないことがWyvernを使う上での方針になり、それを吟味するところ敵の生産の裏を取り、最初の接敵から短時間のうちに勝負を決める決定的な一撃を加えてそのまま押し切るのが理想的な展開と言えるだろう。Wyvernを使う戦法は得てしてピーキーな性質が強く、Beastiaryを建てた段階でオーダー的につぶしの利かない状態になるため、いかにこちらのオーダーを悟られないよう工夫するかというのが大きな課題である。自陣の奥や死角にBeastiaryを建てるのは当然として、それでも偵察をされればほぼ確実にばれてしまうので、Wyvernが出るまでの時間はHeroを使って敵陣を荒らすなどして偵察をする余裕を与えないなどの工夫も重要だが、熟練のプレイヤーが相手であれば序盤のタウンシンボルのアップグレード状況と中盤の生産施設の建設状況は何が何でも覗いてくるので、ダミーのBarracksやSpritLodgeを建設するなどの工夫も場合によっては有効である。しかし、それでは肝心のWyvernが出るタイミングが遅れてしまうので、実際はバレてもタイミングによっては量産を強行することも多い。それらの判断を下すための材料を得る為に、Orc側も敵陣の偵察が重要になってくる。これはWyvernの初手で勝負がつかなかった場合に打つ次手の選択と並んでプレイヤーの力量が確実に現れる重要な局面であり、Orcの醍醐味とも言えるものである。そこにはさまざまな駆け引きがあり、正手というものが存在しない複雑な様相を呈している。Wyvernはプレイヤーの力量が問われるOrcのキーユニットの一つとして考えられるのではないだろうか。

 

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