RandomTeamLadder 3on3からはじめる War3 TFT

 第三章 初期オーダー選択

 SoloでもTeam戦でも、War3のゲーム開始直後からしばらくの間は、定石とも言える手順で自陣をビルドアップしていくことになる。その工程を一般的に「初期オーダー」と呼び、プレイヤーは対戦相手やMapから作戦に適した初期オーダーを選択して効率よく序盤の工程を消化してゆく。初期オーダーは、細かい部分である程度個人差が出てくるものではあるが、Heroの出撃や生産施設、Supply施設の建設、タウンシンボルのアップグレードのタイミングが大体同じになれば、それは同一のものと考えて良い。

 RTL3v3における初期オーダーの選択は、同盟軍との役割分担で決めることが多い。Soloゲームでは、自軍で前衛、後衛を両方とも作る必要があるが、Team戦ではプレイヤーごとに前衛中心、後衛中心の編成に特化することによって、すべてのプレイヤーが前後衛のバランスを取った編成を行うよりも効率よくTeam全体の戦闘力を高めることができるからである。よって、初期オーダーの選択は、自軍が前衛を担当するのか、後衛を担当するのか、同盟軍の動向と相談しながら決めるのが一般的である。ゲームに慣れてきたら、前後衛オーダーのどちらでもない、「即進化オーダー」や状況を見て前後衛のバランスを代えながら生産する「バランス型オーダー」などを選択する場合も多くなってくるが、まずは前後衛の初期オーダーを習得することが求められる。 ここでは、RTL3v3でどうしても必要になってくる「前衛型初期オーダー」と「後衛型初期オーダー」を種族ごとに紹介しながらゲーム序盤のポイントを解説する。なお、それらのオーダーはハンドリングのよさを第一に考え、比較的操作量が少なくても機能するものを選択している。オーダーに慣れてきたのならば、自分なりの改良を加えてもらいたい。

         ・NightElf    ・Undead    ・Orc    ・Human 


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